絵画や写真、アフリカンな雰囲気のある民芸品、タペストリーといった品々がディスプレイされた真っ白な壁のキャンバス。
床にはオリエンタルなパターンの大きなペルシャ絨毯が敷かれているなど、個性的であるものの落ち着きを感じるリビングです。
メッセージ性の強いアイテムたちが並びながらも、ソファやフロアランプは素朴なものを選ぶなど、強弱の付けかたが本当に参考になります。
お部屋の角のコーナーにちょこんと置かれた一人がけソファも、横にしつらえられた小窓やまわりの植物たちによって、まるでリビングの中の小さなお庭のようです。
いきいきとした生命力を感じるグリーンも本当に気持ちいいですね。
こちらのお部屋にお住まいになるオーナー様の Instagram プロフィールに書かれている下記の一文。
生きている間くらいは
好きな人、好きなものに
囲まれて暮らしたいを
日々実践中
自分が愛するものを楽しむ喜びなど、「人間らしさ」が浮かび上がるやさしく温かみのある素敵なインテリアです。
世界初のアートとも言われる、旧石器時代の人がスペインの「アルタミラ洞窟」に想いを込めて描いた壁画のように、自分が思うまま感じるままに表現するインテリアの楽しさと自由さを、改めて気づかせてくれる空間です。