ファブリックパネルを飾るときの注意点・お手入れについて

手軽にお部屋のインテリアをおしゃれにできるファブリックパネル。
でも、ほこりや汚れが付いた時や、その寿命なども気になりますよね。

このページではファブリックパネルの取り扱い方法や、お手入れ方法についてご説明しています。
また、不慮のトラブル等を避けるための注意点もまとめています。

ファブリックパネルの劣化をなるべく抑え、少しでもその寿命を長くさせたいものです。
一般的なファブリックパネルであれば基本となる部分は同じだと思いますので、参考にしてみてください。

ファブリックパネルを飾るときの注意点

ファブリックパネルを安全にトラブルなく飾るために、以下の注意点を守りましょう。

直射日光の当たる場所に飾らない

一般的なファブリックパネルは、木製のパネルに布を張り付けています。
どちらの素材も直射日光に弱く、同じ場所で長期間使用すると変形・変質・変色するおそれがあります。

多少の光が当たることは避けられませんが、日中に強い光が当たる場所にずっと飾り続けるのは避けたいところです。

高温多湿になる場所に飾らない

お風呂場や脱衣場など、高温多湿になりやすい場所にファブリックパネルを飾ると、湿気によって布やパネルの木が変形・変質・変色するおそれがあります。

湿度が極端に上がる環境でファブリックパネルを飾らないようにしましょう。

壁に飾る時は、長期間おなじ場所に掛け続けない

ファブリックパネルに限らずポスターや額にも当てはまることですが、長期間にわたって同じ場所で飾っていると、壁に日光の日焼け跡が残る場合があります。

また、ファブリックパネルの木製フレームは素材の性質上、「木のヤニ」が出て壁に色移りするケースも考えられます。

これらの問題を回避するために、長期間おなじ場所で飾らず定期的に場所を移動するなど、お部屋の模様替えもかねてディスプレイを変えてみましょう。

壁に飾る時は、万が一落下した時にも安全な場所に

さほどサイズが大きくないファブリックパネルは重量もそこまで重くないことが一般的ですが、壁にかけて飾る場合、壁の材質や強風による影響など環境によってパネルが落下してしまう可能性も考えられます。

万が一、パネルが落下してしまった場合の被害を小さくするためにも、テレビ・オーディオなどの電化製品や、ガラスなどの割れやすいもの、その他大切なものの上に飾らないようにしましょう。

また、吊り金具はしっかりとパネルに固定し、吊りヒモの結び目はすぐにほどけないように強く結んでください。

ファブリックパネルのお手入れについて

ファブリックパネルはインテリア雑貨ですので、長期間にわたって使用しているとホコリなどが付着してしまいます。
お掃除などの際は下記の注意事項を参考のうえ、丁寧にお手入れしましょう。

OK 乾いた布で軽くぬぐう

多少のホコリがかぶった程度であれば、乾いた布で軽くぬぐってあげると綺麗になります。
ただ、強い力でゴシゴシこするとファブリック生地の伸び・インクのはげ落ちなどの原因となります。

OK セロテープで部分的にやさしくホコリを取る

ホコリがたくさん溜まってしまった場合は、粘着力の弱いセロテープを使うとお手入れが楽です。
何度もペタペタするのではなく、テープを輪っか状にしてスーっとなぞるようにお掃除してください。

NG 掃除機でホコリを吸引する・強い力で引っ張ったりゴシゴシ洗う

ファブリックパネルにホコリなどの汚れが付着しても、布でゴシゴシ拭いたり掃除機で吸引するなど、強い力がかかる方法でお手入れするのは避けましょう。
パネルの布が伸びてしまい、たるみや変形の原因となることがあります。

NG 水・洗剤・クリーナーをつけて洗う

ファブリックパネルはベースが木製パネルですので、水・洗剤・クリーナー等をつけて洗うことはできません。
布、パネルの腐食・劣化の原因となります。

ファブリックパネルは適切な環境でおしゃれに飾ろう

一般的なファブリックパネルは、木製パネルに強いテンションをかけて布をタッカー留めしているため、通常の環境下での使用において大きく変形する心配はありません。

しかし、物理的な構造上の理由から、強い力がかかるとパネル・布が変形・変質する可能性は十分に考えられます。

デリケートな部分のあるアイテムであることを理解して、お部屋のインテリアに取り入れてみてくださいね。

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