Kauniste(カウニステ)
フィンランドで誕生した新鋭のインテリアブランド

via Kauniste with respect

Kauniste(カウニステ)は、2008年にフィンランドで誕生したインテリアブランドです。

カウニステの製品は高品質のリネン(麻)が中心で、北欧の若いデザイナーと熟練した職人の技術を融合させた製品を展開しています。

素朴で愛らしいパターンと色合いが Kauniste(カウニステ)のデザインの特徴で、キッチンタオルをはじめとしたファブリック製品の大半はシルクスクリーンによって鮮やかにプリントされています。

Kauniste(カウニステ)について

Kauniste(カウニステ)のブランド名の由来となる「Kaunis(カウニス)」とは、フィンランド語で「きれい・美しい」を意味する言葉です。

ただし、カウニステの製品は単に見た目が良いだけではありません。
素材やサイズが実際の使用シーンにフィットしているかなど、機能面でも深く追求されているのが特徴です。

また、テキスタイル製品は厳しい生産管理下におかれ、環境と人体に有害となる物質を含んでいない証しである Oeko-Tex®(エコテックス)認証を受けています。

Kauniste(カウニステ)の主なアイテムラインナップ

見ていてわくわくするような美しいデザインに加え、機能性や安心の品質まで備わっているのが、カウニステの提供するアイテムたち。

家の中でも外でも役立つものばかりなので、そばにあると気持ちも晴れやかになりそうです。
ここからは、筆者がとりわけ素敵だと感じた Kauniste(カウニステ)のアイテムの魅力や特徴をご紹介します。

テキスタイル・ファブリック

北欧諸国で暮らす人々の中には、ファブリックをもとにクッションカバーやランチョンマット等、ふだんの生活に寄り添ってくれるアイテムを自分で作る人がいます。

手づくりするうえで大切な要素となってくるのが、布地の柄や色味が使う場所になじむかどうかですよね。

カウニステのファブリックには、草花や小鳥がモチーフとなった春にぴったりな模様や、フレッシュなくだものがリゾート気分にひたらせる『Tutti Frutti(トゥッティ フルッティ)』のような、四季折々で楽しめるデザインがそろっているので、1年を通して見ているだけでも楽しめます。

部屋の中にいてもシーズンごとの特色を感じさせてくれるテキスタイルですが、派手すぎず、いろんな空間になじむことが特徴です。

気に入ったテキスタイルの一片を切り取り、テーブルクロスとして使うなど素敵なアイデアが広がります。

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キッチンツール

キッチンでの家事や食事の場面でも、鮮やかなデザインで彩ってくれるキッチンツールが一緒なら、いつもの料理もよりおいしく感じられるかもしれません。

Kauniste(カウニステ)のキッチンツールは、人のからだに優しい素材のみを使って制作されているため、食べものと同じ場所に置いても安心です。
使い勝手の良さ、機能面、そして安心面においても優れたアイテムが並びます。

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オーブンミトン

絵柄を生地に直接織り込む「ジャガード織り」をもとに、制作された Kauniste(カウニステ)のオーブンミトン。
インテリアのように美しく、高級感さえ漂うアイテムです。

空を舞う小鳥のすがたがモチーフとなっている『Lintuset(リントゥセット)』シリーズは、ヘルシンキの若手アーティストである Hannna Konola(ハンナ・コノラ)によって手がけられました。

通気性の良さ、長持ちのしやすさで知られる麻が素材に含まれているので、熱々のオーブンでも利用できます。

キッチンタオル

吸水性に優れた綿と麻をもとに作られるキッチンタオルは、機能性ばつぐんです。
まるでアートのような見た目のデザインで、それぞれに雰囲気がまったく違うため柄選びに迷ってしまいそうです。

ちなみに、筆者のお気に入りは『トゥッティ・フルッティ』のタオルです。
実際に存在するものから空想のものまで、たくさんのフルーツが描かれたデザインが特徴です。
デザイナーの豊かな創造力を感じることができるデザインだと思います。

ファッション&小物

カウニステの商品ラインナップには、ふだん身につけるファッショングッズや小物なども豊富にそろっています。
ブランドを象徴するかわいいテキスタイルは、お出かけをもっと楽しくしてくれそうです。

あそび心ある絵柄たちは「ヌケ感」たっぷりでも、どこか締まりのある印象も感じます。
自然由来の素材が、コーディネートにほんの少しのアクセントを加えてくれます。

ハンカチ

カウニステのハンカチは、お弁当箱をすっぽり包めるほどの大判サイズです。
外出時に持ち歩くハンカチとして使うのはもちろん、お昼ごはんのランチョンマットにしてもおしゃれですね。

また、インテリアとして飾っても素敵ですし、ファブリックアイテムとして、ハンドメイドでリメイクする楽しみ方もあります。

ソックス

プレゼントとしても使えるソックスですが、Kauniste(カウニステ)のソックスの魅力は、ユニークながら洗練されたデザインです。

また、夏は蒸れにくく、冬はあたたかいといった保温性と通気性も備え、機能面でも使いやすいアイテムです。

Kauniste(カウニステ)のデザイナー

さまざまなデザインやアイテムのラインナップが広がる Kauniste(カウニステ)。
個性が光るそれらの作品を誕生させたのは、一体どのようなデザイナーなのか気になりますね。

ここでは、カウニステの商品制作に携わった経歴を持つ有名デザイナーを厳選してご紹介していきます。

Hannele Aijala(ハンネレ・アイラヤ)

2017年に発表された『Orvokki(オルヴォッキ)』シリーズを代表作とするフィンランド出身のデザイナー、ハンネレ・アイラヤ。

多くのフィンランド人が、夏になると移り住む「サマーハウス」でのくらしから得たインスピレーションをもとに、堂々としたパンジーを各作品へと表現しました。

ハンネレが毎年の夏をすごしたサマーハウスは、農家であった彼女の祖父母が使っていた場所。
そこで自給自足が当たり前の生活を送り、ハンネレは資源の大切さを学びました。

キッチンタオルやハンカチといった何気ないアイテムに花の生命力を宿すことによって、ものを大切に扱ってもらいたいという自身の気持ちを映し出したのかもしれません。

Jenni Tuominen(イェンニ・トゥオミネン)

2021年のカレンダータオルのデザインを手がけたのは、「世界遺産の街」として知られるポルヴォー在住のイラストレーター、イェンニ・トゥオミネン。

フィンランドを代表するアーティストのひとりとして有名で、そのユニークかつやさしいタッチにはイェンニが大学で身につけたグラフィックデザインの知識が活かされています。

「フィンランド人で知らない人はいない」といわれるほど北欧諸国をはじめ、世界的に有名なブランドである marimekko(マリメッコ)のテキスタイルにも彼女の作品は数多く起用されています。

また、動物や草花をモチーフにした絵本の出版にも携わっており、それらは日本の子供たちにも読まれています。

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