HOLMEGAARD(ホルムガード)
デンマーク王室御用達ブランドにも選ばれる歴史あるガラスブランド

via HOLMEGAARD with respect

HOLMEGAARD(ホルムガード)は、1825年に設立されたデンマークで最も歴史のあるガラスブランドです。

熟練した職人による吹きガラスと、機械による型吹きガラス製法ともに最高品質であるホルムガードの製品は、デンマーク王室御用達ブランドにも選ばれています。

HOLMEGAARD(ホルムガード)について

創立当初の HOLMEGAARD(ホルムガード)は緑色のボトルのみを生産していました。
しかし、現在ではデンマークでトップクラスの芸術家や世界中のデザイナーとコラボレーションし、モダンで美しく機能的なグラスを世に送り出しています。

ホルムガードのデザイナーの中でも、PETER SVARRERTOM NYBROEMARIA BERNTSEN などが手がけた製品はラインナップの主力となっています。

シンプルでも他にはないアイテムが、生け花の専門的な知識をいらずして美しく花を飾ることができるとして、根強いファンが多いガラスブランドです。

HOLMEGAARD(ホルムガード)の主なアイテムラインナップ

HOLMEGAARD(ホルムガード)をご存知の方は、それについてテーブルウェア関連の商品を手がけているブランドというイメージを持っているのではないでしょうか。

たしかに、花瓶ワイングラスといった食卓の上で使用するアイテムの中には、生け花やワイン愛好家の間でも話題のものが勢ぞろいです。

今回もそれらをメインにまとめていますが、実はもうひとつ別のカテゴリーで人気の商品がありますので、本項の内容で触れていきたいと思います。

テーブルウェア

日々の食事シーンに欠かせないテーブルウェアは、大きな家具とちがって好みのものをちょっとずつ集められることが魅力です。
同一シリーズでそろえるも、フォルムやカラーが似たもの同士でまとめるも、選択肢は無限大に広がっています。

ホルムガードが展開するガラス製アイテムは、数あるブランドの中でもおしゃれな飲食店風の食卓を自分自身の手で手軽に作り出すことができます。
上手におり交ぜながら雰囲気の変化を楽しんでみてください。

PRIMULA(プリムラ)

ラテン語で「はじまり」を意味する『PRIMULA(プリムラ)』。
そのシリーズ名は、デザイン業界の先駆者と評されるデザイナーのヤコブ・E・バングの活躍ぶりに重ねて名づけられたと言われています。

手吹きの技術で仕上げたガラス表面の表情はぞれぞれ異なり、同じ商品であってもまったく違うものに見えるのがおもしろい点です。

光のよく通る仕様によって、サイズ以上の存在感を放つフラワーベースなので、花を挿していない時に単体で飾っても素敵です。

CABERNET(カベルネ)

現代の生活と融合しやすいモダンなデザイン、ハイブランドにしては入手しやすい価格帯、ワイングラスとしての機能性等、テーブルウェアとしての様々な利点を併せ持っている『CABERNET(カベルネ)』シリーズ。

持ち手の細さや飲み口の薄いフォルムが何とも美しく、食卓の上に華を添えてくれます。
ビジュアルだけでもぜいたくな気分になってしまうので、カベルネのグラスに注ぐだけでいつものワインがワンランク上の風味に感じられるかもしれませんね。

PERFECTION(パーフェクション)

高級レストランで目にすることもある『PERFECTION(パーフェクション)』は、「完璧なグラス」をテーマに手がけられました。

いつでも簡単に適量を注ぎ入れられるよう、フォルムにつけられた目安のラインは実用性を備えたポイントです。
グラスを複数並べた際に注がれたワインの量が見事にそろう姿には思わず目を奪われます。
おしゃれにおうちワインを楽しみたい方にとっては、外せないシリーズと言えるでしょう。

内側を伝うワインを、程よく空気に触れさせる設計が施されたカラフェもセットでそろえたくなってしまうアイテムです。

キャンドルスタンド

北欧で発展してきたキャンドル文化に敬意を払いながら、モダンさも加えたあたたかみのあるデザインが特徴とされるホルムガードのキャンドルスタンド。
テーブルウェア以外の商品の中で、とても人気の高いカテゴリーです。

中でも「DESIGN WITH LIGHT(デザイン・ウィズ・ライト)」というシリーズは、室内外問わずに使用できる点がアウトドア派の人からも定評があります。

上に向かうにつれ、狭まっていくフォルムでロウソクの炎をやさしく包み込むデザインと本革製のストラップの見た目のバランスも美しいアイテムです。

HOLMEGAARD(ホルムガード)のデザイナー

デンマーク初のガラスブランドとして誕生し、常に質の高い商品を世界に向けて提供し続けてきた HOLMEGAARD(ホルムガード)。
これまで発表してきた名作の数々は、どのようなデザイナーの手で完成されてきたのでしょうか。

ここでは、ホルムガードから自身の作品を発売したことのあるアーティストたちの中でも特に知名度の高さを誇るアイテムを手がけた人物について、その生い立ちや経歴を具体的に携わったアイテム等と共にまとめていきたいと思います。

PETER SVARRER(ピーター・スヴェア)

光の反射による目の錯覚を上手く活用し、上質で空間を華やかに彩ってくれる商品を生み出してきたガラス工芸家のピーター・スヴェアは、「光の達人」という異名の持ち主。

1997年にホルムガードのガラス工場で働き始め、熟練者たちの持つ技術を学んだ後に自らも名だたる作品の制作に携わるようになりました。

先述したカベルネのほか、「しずく」をモチーフにしたオーガニックな形状が印象深い「COCOON(コクーン)」、持ちやすさと流行を意識したデザインが特徴の「FUTURE(フューチャー)」シリーズも彼が完成させたことで知られています。

TOM NYBROE(トム・ニーブロエ)

広告代理店やグラフィックデザイナー等、様々な業界で活躍した経歴を持ち、そんなところから垣間見える幅広い物事への探求心を強みとして、ホルムガードの取り扱うアイテムを手がけ始めたトム・ニーブロエ。

パーフェクションシリーズには、彼が幅広い分野で得た知識や経験、さらにはそのワイン熱の強さが反映されています。

アーティストなる者、好きなものを追い続けようとする姿勢が作品の魅力に繋がってくるのかもしれませんね。

MARIA BERNTSEN(マリア・バーントセン)

コペンハーゲンを中心にデンマーク国内で活動するマリア・バーントセンは、デザイン・ウィズ・ライトを代表作とするデザイナーです。

1992年には個人スタジオを築き、ホルムガードやデンマーク王室御用達のジュエリーブランドである Georg Jensen(ジョージ・ジェンセン)などから自身が手がけた商品を発表。
伝統を重んじながらもガラスの特性を活かし、各アイテムにモダンなイメージをまとわせることを得意としています。

オイルランプのように再利用可能で地球にやさしい作品には、彼女の持つやさしさが映し出されているのかもしれません。

まとめ

王室御用達ブランドにも選ばれるほど、国内でその品質やデザインが認められる HOLMEGAARD(ホルムガード)。

その歴史は優れたデザイナーたちが持つ知識と経験があったからこそ、紡がれてきたものです。
各アーティストの人生の一部ともいえる作品たちは、あなたのくらしをより輝かせてくれることでしょう。

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