アメリカとデザインブランド・デザイナー

国名アメリカ合衆国
公用語英語
首都ワシントンD.C.
最大の都市ニューヨーク
国土面積日本の約25倍
人口3億2775万人
(2018年5月:米国国勢局)
通貨アメリカ・ドル
リンク

アメリカのデザインブランド・デザイナー

Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)
Charles / Ray Eames(チャールズ / レイ・イームズ)は、アメリカのデザイナー、建築家。チャールズ・イームズと、妻であるレイ・イームズの夫婦によるユニットデザインチームです。合板やプラスチック、金属といったさまざまな素材を使い、数々の有名な作品を生み出してきました。華やかでポップな、アメリカのミッドセンチュリーの代名詞的な存在のデザイナーです。
DANSK(ダンスク)
DANSK(ダンスク)は、1954年にデンマークで創立されたキッチン・テーブルウェアのブランドです。 シンプルで洗練されたデザインといった見た目の部分だけでなく、ほとんどの製品はオーブン・電子レンジ・食器洗浄機に対応しているなど、毎日の生活での使いやすさを追求しているのがダンスク製品の特徴です。
Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)
Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)はアメリカの建築家・デザイナーで、建造物のいくつかは世界遺産にも登録されています。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれ、帝国ホテルの設計など日本とも関わりがあります。建築作品の他に、家具や照明などのデザインも手がけています。

オレゴン州 ポートランドの DIY 特集

アメリカのオレゴン州にあるポートランドは、昔から DIY やモノづくりといったクラフト精神が盛んな場所でした。

また、2000年代後半からは個人〜小規模でおこなうスモールビジネスが台頭したことも相まって、活版印刷やクラフトビールづくり、こだわりコーヒーの焙煎など、ジャンルを問わず「自分たちのクリエイティブな感性を、自分たちで形にする動き」が活発になりました。

ここではクラフトマンシップの原点とも言える、ポートランドの DIY 事情にスポットを当ててご紹介しています。

ミッドセンチュリー

チャールズ & レイ・イームズ
ハーマンミラー社
ジョージネルソン
イサム・ノグチ
剣持勇
柳宗理

アメリカってどんな国?

「アメリカン・ドリーム」という言葉があらわすように、大きな夢を持って壮大なプロジェクトを成し遂げた人々を、次々と生み出しつづけるアメリカ。

デザイン分野の活躍も目覚ましいアメリカですが、大胆でオープンな国民性は土地の特徴や習慣に起因するのではないでしょうか。

日本人にも馴染み深い国とはいえ、まだまだ知らないこと・意外な事実はたくさんあるはず。

10つの豆知識で、アメリカについてもっと知ってみましょう。

6つの国内タイムゾーン

広大な国土を持つアメリカは、同じ国にもかかわらず場所によって時間帯が変わります。

北米大陸内だけで4つのゾーンがあり、ハワイとアラスカを加えると、ぜんぶで6つの時間帯が存在するのです。

もっとややこしいことに、サマータイムの時期は1時間ずれるうえ、一部の州とハワイではサマータイムを実施していません。

同じアメリカ国内に住む人同士でも、連絡やミーティングの約束には注意が必要です。

英語にも方言・訛りがある

アメリカの公用語といえば英語ですが、日本に方言があるように、アメリカにも地方訛りの英語があります。
かつて、筆者がアメリカ人の友人と外出したときのこと。
別のアメリカ人と出会うと、2人はお互いの英語のアクセントを聞いて「あなた、○○州の出身でしょう?」と当て合っていました。
友人によれば、ほんとうに細かい違いとはいえ、出身州によって訛りがあるんだよ、とのこと。
英語を母語としない人たちのアクセントや、国ごとに大まかな特徴があることは知っていましたが、アメリカでもこんなに違いがあるのだな、と驚いたものです。

アメリカ国旗を作ったのはだれ?

アメリカの州をあわらす50の星と、紅白のボーダーが印象的な国旗。

実は、もとのデザインを考案したのは、ある17歳の少年だといわれています。

学校のプロジェクトで原案を考えたロバート少年。

しかし当時の評価は、Bだったそうです。

のちに彼の原案が採用され、正式に国旗になると、評価がBから最高のAに変わり、彼の功績が認められました。

どこかキャッチーで目を惹くデザインは、若い才能から生まれたアイディアなのです。

冷凍ピザ大好き

ひと口に「アメリカの食事」といってもさまざまですが、おそらく誰もがテレビや映画で目にしたことがあるであろう、アメリカ人がピザを食べる光景。

なんとアメリカ人は、年間でおよそ3億枚ものピザを消費しています。

60パーセントほどのアメリカ人が、週に一度はテイクアウト・もしくはデリバリーでピザを頼むそう。

いまでは欧州や日本でも、スーパーや食料品店で冷凍ピザを見かけることが多くなりましたが、習慣を広めたのは間違いなくアメリカ人です。

ちなみに、アメリカのピザはイタリアのように薄くなく、いわゆる日本で口にする機会の多い、厚みのあるピザが一般的ですよ。

ディズニーランド

アメリカといえば、ディズニーが有名な国。
国内の東西に、2つの大きなディズニーテーマパークが存在します。
カリフォルニアのディズニーランド・リゾートは、日本のように2つのテーマパークからなり、短い日程でも存分に楽しめる場所。
一方、フロリダに位置するウォルト・ディズニー・ワールドは、4つの巨大なテーマパークで構成されています。
ディズニーファンでなくても、子どもから大人まで楽しめる本格的な世界観で、ファンタジーな気分を味わえる、まさに「夢の国」です。

観覧車の生みの親

今や、遊園地やテーマパークのアイコン的存在ともいえる、観覧車。

はじめての観覧車が誕生したのは、シカゴだといわれています。

1893年の国際博覧会でお披露目された観覧車は、高さおよそ80メートルほどの高さを誇り、当時の人々には驚きを持って迎えられました。

この観覧車は1906年に解体されてしまいましたが、のちにアメリカ国内をはじめ、世界じゅうに観覧車づくりの技術が伝わり、行楽地では欠かせない存在となっています。

空中に浮かぶ気分を味わえ、ゆっくりと景色を一望できる観覧車は、夢を追い求めつづけるアメリカらしい発明品といえそうです。

アラスカ

アメリカの中でも最北部に位置し、雪景色と広大な自然を堪能できる、アラスカ。

国内で最も大きな州であり、最も長い海岸線を持つアラスカですが、実はもともとロシアの領有地でした。

1867年アメリカが買収した金額は、現レートの1億2000万ドル(日本円で、約130億4千万円!)だそう。

この金額を高いと思うか安いと思うかは、個人の判断によりますが、当時は破格の値段だったようです。

現在、人口の多くは白人系がほとんどを占めているようですが、先住民族のエスキモーやイヌイットの居住地でもあり、多様な文化が残る地。

アラスカでしか見ることのできない大自然、一度味わってみたいですよね。

有名キャラクターの宝庫

これまでに、ディズニーをはじめ数々の有名キャラクターを世に送り出してきたアメリカ。

ほかにも、子ども向けのアニメーションから、大人も楽しめるヒーローものまで、多岐に渡ります。

漫画やアニメのほか、映画産業も発達したため、原作をもとに映画化されて有名になったキャラクターも多くあります。

企業が生み出した商品のイメージキャラクターも多種多様。

m&m’sやマクドナルドといった会社のキャラクターは、日本でも広く知られています。

見る人の心をくすぐるアメリカ生まれのキャラクターは、一度目にしたら忘れられない、キャッチ―で愛らしいものばかりです。

国立自然公園

アメリカといえば、ニューヨークやシリコンバレーのような、都会的なイメージがありますが、同時に広大な自然を擁する国でもあります。

破格のスケールを味わえる国立公園は59か所もあり、大規模な滝や森林から、砂漠地帯の大岩まで、場所によって違った一面を楽しめるのが魅力。

日本のおだやかな自然もうつくしいですが、やはり規模の違いは歴然です。

地球そのものの生命の息吹を感じるのに、アメリカの国立公園はうってつけなのではないでしょうか。

現代アートの聖地

アメリカが建国されたばかりの頃、移民の多くは欧州からやってきました。

もともと長い歴史を持つヨーロッパの芸術と、アメリカのダイナミックさや斬新なアイディアがあわさって、新しいアートの波が続々と誕生します。

特に20世紀にはいると、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)ジャクソン・ポロック(Jackson Polock)といった、インパクトの強さが特徴的な芸術家が台頭していきました。

移民による活躍・影響も目立ち、日本人では草間弥生やヨーコ・オノといったアーティストに代表されます。
アメリカン・ドリームを追い求め、自己表現と社会をつなげるアメリカの大胆なアート分野は、今日も世界を牽引するほど大きな力を持っているのです。

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